形成外科(保険診療/自由診療)

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形成外科では以下のような症状を診療対象としています。

ほくろ・イボ「皮膚良性腫瘍」

ほくろの種類
【母斑細胞母斑】
母斑細胞の増殖による母斑。小さなものは俗に【ほくろ】と呼ばれています。直径20cmを越える巨大色素性の母斑細胞母斑で有毛性のものは獣皮様母斑と呼ばれています。母斑細胞のある位置によって境界母斑、真皮内母斑、複合母斑に分類されます。 特殊な母斑
  • 巨大先天性色素性母斑
  • 分離母斑
  • 爪甲線状母斑
  • Sutton 母斑
  • Spitz 母斑
  • Clark 母斑
イボ(表皮母斑、脂腺母斑など)の種類
【尋常性ゆうぜい】
ヒトパピローマウイルスの感染・増殖が原因でおこるイボです。皮膚にできた小さな傷から入り込んで増殖し、大きくなってイボになります。手足の指やひじ、足の裏など外的刺激を受けやすい場所にできます。
【老人性ゆうぜい】
紫外線や加齢によりできるイボです。顔、頭、胸に多く見られ、色は茶から黒で、ザラザラとした手触りが特徴です。
【アクロコンドン スキンタッグ】
首、胸、脇などに肌色あるいは茶色のやわらかい隆起したイボが複数できます。
その他の色素性疾患
  • 血管腫(深いものはより黒く見えやすい)
  • 外傷性刺青
  • メラノーマ
  • 基底細胞癌
  • 有棘細胞癌
様々な種類があり治療法が異なります。皮膚科専門医により適切な診断が必要です。
自由(自費)診療の場合
治療内容 料金(税込)
いぼ電気分解(直径1mm) 3,300円
治療法
切除縫合
腫瘍をメスを用いて切除し縫合していきます。当院では美容皮膚科、美容外科を併設しており、より目立たない傷痕で除去する事ができます。

できもの・おでき(粉瘤・脂肪腫など)

粉瘤は耳、背中などに好発し、皮膚の成分が袋を作ってその中に粥状の垢や膿が溜まったものです。感染をおこすと、腫れて赤くなり、嫌な匂いがすることもあります。 脂肪細胞が大きくなったものを脂肪腫と言います。 毛穴の一部からでき、子供の頃に比較的多く出来るものを石灰化上皮腫と言います。 また、耳下腺から出来る腫瘍として耳下腺腫瘍があります。
治療法
粉瘤は感染していれば、外科的に排膿し、抗生剤の内服、洗浄、軟膏の外用で治療します。感染が落ちついたり、感染していないものは袋を外科的に切除します。 脂肪腫、切開化上皮種は大きさ、深さなどにもよりますが、ほとんどは局所麻酔で日帰り手術が可能です。腫瘍の深さが深いもの、大きいものは全身麻酔で入院による治療が必要となります。

黒アザ(ほくろなど)

母斑細胞が皮膚の表面近くに集まって色素を作るためにできる褐色又は黒色に見えるアザを黒アザと言います。 「ほくろ」といわれる小さなものから、大きな拡がりをもつ「母斑」といわれるものまであります。黒アザは皮膚癌(メラノーマ)の可能性もあるため専門医による診察が重要になります。生まれつきあるとても大きなものものも成長とともに悪性になる事があり、注意が必要です。遺伝や他の病気と同時に黒アザが生じるものもあり(ポイツ・イエガース症候群 、神経皮膚黒皮症など)、「母斑症」といわれます。その診断には専門的な知識や検査が必要になります。
治療法
良性の場合、電気メスによるアブレーションか手術により切除をしていきます。大きさの大きいものは回数を分けて切除するか、皮弁形成、植皮などにより治療します。

多汗症・ワキガ(腋臭症)

腋臭とはワキの下からの臭いで、これが独特の悪臭を放つ場合を腋臭症と言い、「ワキガ」とも呼ばれています。皮膚にはエクリン腺とアポクリン腺という2種類の汗腺(汗を出す器官)がありますが、腋臭の原因は、このアポクリン腺にあります。アポクリン腺から出る汗に含まれる脂質・タンパク質が、皮膚表面の細菌によって分解されることで、特有の臭いを発生するとされています。
治療法および期待される効果
ボトックス治療
汗の線を麻痺させるボトックスをワキの汗のでる範囲に細い針で注入していきます。 一度打つと3ヶ月から6ヶ月は効果が持続するので、6ヶ月くらいで再注入していきます。
吸引法
小さな切開より皮下の汗腺を吸引し除去していきます。 切開方よりもダウンタイムが短く、汗腺の除去をすることが可能です。
料金
多汗症・ワキガ(ボトックス注射)6,380円(税込)(両側10単位) ※個人差により80〜100単位が必要です。
自由(自費)診療の場合
治療内容 料金(税込)
ワキガボトックス注射 軽度~中度 効果期間3~6か月
汗止め制汗剤 エスロック 4,400円
手のひらボトックス 効果期間3~6か月 6,380円(10単位)
足裏ボトックス 効果期間3~6か月 6,380円(10単位)
麻酔 麻酔クリーム 3,300円
笑気麻酔(1時間以内) 6,050円
静脈麻酔 44,000円

多逆さまつ毛(睫毛内反)・目頭切開

睫毛内反とは瞼の皮膚が多いことによって、まぶたが内側に向いてしまい、睫毛が目の表面に当たることで、異物感、まぶしさ、目脂が出るなどの症状が現れます。切らずに縫合する埋没法や皮膚切開法などの手術方法で症状を改善することができます。
治療法および期待される効果
上まぶたの逆さまつ毛
内反したまつ毛を外反させるのに、重瞼術を行います。 症状が軽度の場合は、埋没法による重瞼術をおこないます。 高度の場合は、切開法による重瞼術とほぼ同様の方法で行います。
下まぶたの逆さまつ毛
手術により治療する方法と、埋没法に準じた方法で治療することができます。 手術の場合は睫毛の下を切開し、余分な組織を除去した後、瞼板前組織に縫合糸をかけて下眼瞼を外反させます。

外傷とは、外力(機械的、物理的、化学的)により生じた組織・臓器の損傷(けが)をさします。形成外科は顔面、手足などの外傷をきれいにし、機能を損なわずに治癒させることを得意としています。 外傷は 切創(切りきず) 擦過傷(すりきず) 裂挫創(皮膚が裂けたきず) 刺創(刺しきず) 咬傷(咬みきず)などがあります。 傷をきれいに治すためには初期の治療が、とても大切です。けがをした場合は、すみやかに形成外科への受診をおすすめします。
治療法および期待される効果
切創(切りきず)
切り傷ガラス片や刃物などの鋭利なもので切れたいわゆる「切りきず」です。手足の切創においては、比較的浅いところを走行する神経、血管、腱などの損傷を伴なうことがあるため、早期にそれらの損傷を確認し適切な処置を受ける必要があります。 顔面の切創においては顔面神経(耳前部皮下にある顔の表情を作るための神経)、涙小管(目頭にある涙の排泄路)、耳下腺管(頬部皮下にある唾液の流れる管)などの重要な器官損傷を伴なうことがあり、放置することで重篤な後遺症を残す可能性があり、形成外科での専門治療が必要となります。受傷時は局所をガーゼ等で保護・圧迫、挙上(手足の場合)して、できるだけ早く治療を受ける必要があります。切創の場合、一般的には周囲組織の損傷は軽度であり、縫合処置などにより早期治癒が可能です(1週間以内)。形成外科では真皮縫合や、細い糸を使用した治療によりよりきれいに傷を治療することが可能です。
擦過傷(すりきず)
道路などにこすりつけることにより、皮膚がすりむけた状態の創傷です。皮膚の損傷自体は浅く、多くの場合縫合せずに治ります。しかし、創面に微細な土砂、ゴミなどが埋入し、治ったあとも皮膚のなかに残ってしまう場合があり、この状態を外傷性刺青といい、治った跡がかなり目立ちます。これを防ぐためには受傷直後早期に創部の十分な洗浄とブラッシングを行い、細かな異物を除去しておくことが大切です。 外傷性刺青になってしまった場合はレーザーでの治療が可能です。
裂挫創(皮膚が裂けたきず)
鈍的外傷により生じた皮膚の損傷で、切創に比べて創部周囲の損傷が高度で、創縁の損傷の程度により治癒に時間がかかることがあります(1週間以上)。また、創部の汚染(屋外での受傷など)を伴っている場合は、処置後の感染(バイキンの繁殖)の危険性も高く、初期治療時に創部の十分な洗浄と抗生物質、破傷風の予防薬の投与が必要となることがあります。治癒後の瘢痕が高度になる場合の多く、その場合は手術やレーザー、再生治療により瘢痕の治療が可能です。
刺創(刺しきず)
先端の尖った物が突き刺さって生じる創で、創口が小さくても奥行きが深い事が特徴です。時には刺さった物の先端が創内で折れてしまい、摘出が必要になる場合もあります。また、深部に創が及ぶと血管損傷や神経損傷、さらには重要な臓器損傷の可能性があります。このような場合は異物除去や止血、深部組織の修復が必要となります。
咬傷(咬みきず)
ヒトや動物に咬まれた後に生じる創傷です。口腔内は雑菌が多いため、受傷後の感染の頻度が最も高い創傷のひとつです、十分な洗浄、抗菌薬の投与、破傷風の予防注射などが行われます。 受傷時に閉創すると、創内に膿瘍(うみ)を形成することがあるため創部は縫合せず、適宜洗浄し開放創のままで治癒させます。 治癒後の瘢痕が高度になる場合の多く、その場合は手術やレーザー、再生治療により瘢痕の治療が可能です。

熱傷

熱傷(やけど)は日常生活において最も多い外傷の一つです。受傷した部位と大きさ(面積)、損傷の深さにより、治った傷跡(瘢痕)がケロイド(傷跡が盛り上がる)状になり、拘縮(引きつれ)などの後遺症を起こすこともありますので注意が必要です。 やけどは、皮膚に高温が作用したために起こる傷害をさします。 高温の液体、火炎・爆発などで生じます。また、低温やけどと呼ばれる、比較的低い温度(44~60度)で生じるやけどもあります。 この他、特殊なやけどとして、薬品(酸、アルカリ溶液など)による化学熱傷、電流(家庭電源、落雷など)による電撃傷などがあります。 やけどは深さによりⅠ度、Ⅱ度、Ⅲ度に分類され、それぞれ症状が異なります。その深さは皮膚組織(皮膚は外側から、表皮・真皮・皮下組織(脂肪)で構成されます)のどの部位まで損傷されているかで決定されます。また年齢や部位により皮膚の厚さが異なるため、重症度も異なります。一般に小児や高齢者では皮膚が薄く、顔や胸部などでは皮膚が薄いため重症化しやすい傾向にあります。
治療法および期待される効果
I度熱傷
表皮のみのやけどで、皮膚の赤みのみの熱傷です。治療は創部の冷却、軟膏の外用のみで傷跡を残さず治癒します。
II度熱傷
深さによりさらに浅いもの(SDB)と深いもの(DDB)に分けられます。Ⅱ度熱傷は水疱を形成します。SDBは水疱の処理、軟膏の外用などによって、瘢痕を残さず治癒します。場合によっては色素沈着を生じる事もあり、適切な処置を行う事が重要です。色素沈着の予防に内服や外用治療をする事も可能です。DDBは水疱の処置、軟膏の外用、場合によっては外科的な治療を必要とします。SDBより治癒に時間がかかり、瘢痕を残します。適切な処置をしないとより深い傷になり、感染を起こす事もあるため、早期に受診する必要があります。
III度熱傷
もっとも深い熱傷で創部は蒼白または黒色になり、感覚もなくなってしまいます。外科的な治療を必要としますので形成外科の受診が必要になります。

傷跡・ケロイド・瘢痕の修正

傷跡の治療にはケロイド・肥厚性瘢痕・肉芽腫・成熟瘢痕・瘢痕拘縮といった種類があり、それぞれ治療法が異なります。 ケロイドは体質によるものが多く、遺伝することもあります。ケロイドは胸や肩、お腹(特に帝王切開をされた方の下腹部)、耳などが好発部位であり、元の傷の範囲を超えて拡大するという特徴があります。一般にケロイドと言われるものには肥厚性瘢痕が多く、ケロイドと似ていますが、元の傷の範囲を超えて拡大はしないという点がケロイドと異なります。肉芽種は異物や、感染、腫瘍などによって組織が増殖してしまったものを言います。成熟瘢痕は白っぽくテカテカした傷跡です。瘢痕拘縮は傷跡によってひきつれ、運動制限が出てしまうものを言います。顔、関節、手足などの瘢痕に多く見られます。
治療法および期待される効果
手術しない方法
飲み薬
飲み薬ではトラニラスト(リザベン®)が有効であるとされています。抗アレルギー剤であり、組織中にある各種炎症細胞が出す化学伝達物質を抑制することにより、痒みをはじめとする自覚症状を抑え、さらには病変自体を沈静化させると考えられているものです。
塗り薬
塗り薬として効果のあるものにはいくつかあります。赤み、痒みなどの症状が強い場合、ステロイド軟膏・クリームなどが使用されます。そのほかには非ステロイド系抗炎症剤、ヘパリン類用物質であるヒルドイドソフト軟膏®などが使用されます。
圧迫固定具
傷跡はよく動かす場所や刺激が加わる場所にできることが多いため、創部を安静に保つために固定具を使用することがあります。
テープ治療
ステロイドのテープやシリコンジェルのテープが使用されます。
注射
ステロイド(ケナコルト®)を傷跡に直接、注射します。赤みや盛り上がりは著明に減少しますが、効果が強すぎるとかえって凹んだ瘢痕になることがあります。、女性ではステロイドの影響で生理不順が生じることもあるため注意が必要です。
手術療法
摘出術
瘢痕の組織を切除して細い傷跡に縫合し直します。Z形成やW形成などを使用して傷跡をより目立たなく、再発しないように治療します。
術後放射線治療
ケロイドの術後に放射線治療(電子線照射)を行うことがあります。ケロイドの原因である線維芽細胞の異常な働きを抑える目的で使用します。
術後療法
外科的治療および放射線治療で一度は完治したとしても、術後から局所の皮膚伸展を繰り返していれば、やはり再発することもあります。よってシリコンジェルシート、軟膏、圧迫療法などを続けていただく必要があります。

巻き爪(陥入爪)

巻き爪は 爪が横方向に大きく曲がり、爪の下の皮膚をつかむように巻いてしまっている状態です。原因は合わない靴の着用など生活習慣からくる外力によるとされ、陥入爪と同様に足の親指に起こることが多いです。巻き爪に陥入爪を合併することもあります。
治療法および期待される効果
手術をしない方法
陥入爪の場合と同様の方法で行います。最近は超弾性ワイヤーを用いた爪矯正が、第一選択として行われるようになりました。
手術療法
爪床形成術などがあります。これは、変形した爪を除去した後、爪の下にある爪床と呼ばれる組織をめくり上げ、その下にある突出した骨を削ったり、周囲の組織に切開を加えたりして爪床を平坦にします。

顔面骨骨折

顔面骨とは、顔面の骨格を形成する骨のことです。非常に複雑な形をしており「顔」の形態と機能に重要な役割を果たしています。 顔面骨骨折が生じやすい部分として、
  • 前頭骨:額の骨
  • 眼窩:眼球を納めている箱型の骨
  • 鼻骨・篩骨(しこつ):鼻とその奥にある骨
  • 頬骨:ほほ(頬)の骨
  • 頬骨弓部:頬骨から耳の前に続く部分の骨
  • 上顎骨:上の歯茎と鼻の付け根とその周囲の骨
  • 下顎骨:下の歯茎と下あごの骨
があります。
検査
事故やスポーツなどにより、顔にけがをしてしまった場合、まずは筋肉や神経組織などの軟部組織に損傷がないか、診察します。その後、骨に状態や症状などを診察しますが、骨折が疑われる場合はCT検査を行います。
治療法および期待される効果
治療は、骨折でずれた骨を元の位置に戻し固定するために手術が行われますが、部位によって方針が若干異なります。
鼻骨骨折
鼻骨のみの骨折の場合は、皮膚を切開しない手術で治療することが可能です。鼻の穴からアプローチし、ずれてしまった骨の位置を直します。 年齢やけがをしてからの期間によって、治療時期が異なりますので、専門的な診察が必要です。
頬骨骨折
頬骨を強打した際に生じる骨折です。骨折している部位により、目立たない部位に切開を加えてアプローチし、骨の位置を直します。一般的に口の中・髪の毛の中が切開場所になることが多いです。
眼窩底骨折
目の近くに強い力がかかった際に、眼球に圧がかからないように眼球の入っている箱のような骨の壁が抜けるようになっています。眼窩と呼ばれる箱が折れた骨折を眼窩骨折といいます。 目立ちにくいまつ毛の際を切開し、骨の位置を直します。目玉を動かす筋肉が挟み込まれてしまい、筋肉の血流が悪くなっている場合は、緊急を要することがあります。その際は即時に手術を検討することがあります。
下顎骨折
噛み合わせがずれてしまっている骨折の場合は、まず上下の歯にゴムなどをかけるための金具を装着し、上下の歯の間にゴムをかけることで噛 み合わせを元の位置に誘導します。口腔外科と連携して治療を行います。骨の固定はチタンという金属でできた小さなネジとプレート(板)を用います。 最近では、吸収性素材のネジ、プレートも使われるようになっています。

眼瞼下垂症

眼瞼下垂症とは上まぶたが十分に挙がらない状態のことです。 角膜反射光と上眼瞼縁の距離(margin reflex distance MRD)によって診断されます。 腱膜性下垂 筋原性下垂 神経原性下垂 などの種類があります。 このうち、加齢や外力(白内障手術後、コンタクトレンズ長期装用、アトピーで頻繁にまぶたをこするなど)によって、上まぶたを挙げるのに重要な役割を果たす眼瞼挙筋腱膜(挙筋腱膜)が薄くなったりすることで起こるものを腱膜性眼瞼下垂症と呼び、特に加齢によって起こるものは老人性眼瞼下垂症とも呼びます。後天性眼瞼下垂症の多くがこれにあたります。 両眼に起こることが多く、開瞼障害、肩こり、二重の不正、眉毛挙上、めまい、睡眠障害などの症状がでます。
治療法および期待される効果
挙筋腱膜前転術
眼瞼挙筋自体は機能していて、挙筋腱膜のみが異常をきたしていると予想される場合に適応となります。上まぶたの皮膚を切開してから、薄くなったり、瞼板からはずれしまったりしている挙筋腱膜を瞼板に糸で固定し直します。

乳房再建

乳房再建とは、乳がんの治療によって失われた乳房の形態を手術によりできるだけ元の形に復元することを言います。乳房再建の希望がある、または考えてみたいと思われる患者さんは乳がん手術前に乳腺外科の担当医に相談されるのがよいでしょう。
治療法および期待される効果
乳房再建の方法には大きく分けて、
  • 人工乳房による再建
  • 自家組織による再建
  • 再生医療による再建
があります。
人工乳房による再建
この方法は特定の人工乳房を用いる場合に健康保険が適用されます。ただし施設によって行えない場合がありますので確認が必要となります。組織拡張器(エキスパンダー)を併用する場合と併用しない場合があります。併用する場合にはシリコン製の風船のようなものを胸の筋肉の下に留置し、徐々に皮膚皮下組織を乳房の形に膨らませて人工乳房に入れ替えます。組織拡張器を、胸の筋肉の下に入れた後、1~3週間に1回の割合で4~6ヶ月くらいの期間に外来で生理食塩水を注入して拡張していきます。組織に余裕が出来た後にシリコンバックに入れ替えます。この手術の利点はそのほかの場所に傷を作ることなく再建が可能なことです。
自己組織による再建
腹部や背部の組織を胸に移植する方法です。自家組織による再建でも、組織拡張器を併用する場合があります。また、健側の乳房の大きさが少ない症例や、両側で、大きな乳房を希望しない場合は脂肪注入による再建も可能です。 この手術法の利点は自分の組織で再建されるため、異物を使用しなくて良いことです。しかし、他の部位から組織が移植されるため、胸と他の部位に傷あとが残ります。 乳房を再建したのち、約6カ月から1年経過してから乳頭乳輪の再建を行います。通常乳頭は、健側の乳頭の一部を利用するか、再建した乳房の一部の組織をつかって作成します。乳輪は鼠径部の皮膚を移植したり、医療用の色素で色を付けたりすることができます。乳頭乳輪の手術は入院しないで行うこともできます。
再生医療による再建
自由(自費)診療の場合
治療内容 料金(税込)
陥没乳頭 片側※ 49,500
※医師の判断により保険適応の場合あり

でべそ(臍ヘルニア)

臍ヘルニアとは一般的にでべそです。疾患は臍ヘルニアと際突出症に分類されます。 二つの疾患の違いは。泣いたときなど腹圧がかかると大きくなり、指で押さえたら引っ込む方が臍ヘルニア、大きさが変わらない方が臍突出症です。
治療法および期待される効果
臍ヘルニアはほとんどの場合、自然治癒しますが、1歳を過ぎた頃から自然治癒傾向は低下していくとされています。 手術は自然治癒しない症例や臍輪は閉じても皮膚が余ってしまった症例に対して行われます。手術についてですが、臍ヘルニアに関しては臍輪を形成するためお腹の筋肉を縫いよせます。次に余分な皮膚や皮下組織を取り除いてくぼみを作るようにしますが、これは臍突出症の手術と同じです。
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