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眼球突出でもコンタクトは使用できる?注意点や選び方、ケア方法も解説

バセドウ病でお困りの方はクリニックにお電話またはLINEにてお気軽にお問合せ下さい。

「眼球突出でコンタクトレンズの選び方に迷っている。」

「眼球突出でコンタクトレンズを使用するときの注意点は?」

眼球突出でもコンタクトレンズの着用は可能ですが、一般の方に比べて注意が必要です。

本記事では、眼球突出の方に向けて、コンタクトレンズを使用する際の注意点や選び方、ケア方法を解説します。

目次

眼球突出の特徴

眼球突出は、眼球がその正常な位置よりも前方に位置する状態を指します。

バセドウ病によって、甲状腺ホルモンの過剰な分泌が起こり、結果として眼球の後ろの組織が膨張し、眼球が突出することがあります。

眼球突出では、目の乾燥や刺激感、視力の変化、そして複視(物が二重に見える)といった症状が現れやすいです。

これらの症状は、日常生活に影響を及ぼし得るため、適切な医療対策が必要とされます。

また、視力の関係でコンタクトレンズの着用時にも注意点がありますので、次章で確認していきましょう。

眼球突出の方がコンタクトレンズを使用する際の注意点

眼球突出のある人は、コンタクトレンズの使用にあたってさまざまな注意点があります。

眼球突出は、眼球が正常な位置から前方に突出する状態であり、まぶたや涙(潤い)の状態に異常が生じやすく、コンタクトレンズの使用に影響を及ぼします。

たとえば、まぶたが正常に機能しないことがあり、レンズが目にしっかりとフィットしない、あるいはレンズがずれやすくなることがあります。

さらに、ドライアイの症状がある場合には、目の表面が十分に潤わず、レンズの摩擦が原因で角膜に傷がつきやすくい状態です。

これらの問題は、視力の低下や目の感染症を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。

そのため、眼球突出のある人がコンタクトレンズを使用する際は、眼科医の診察を受け、自分の目の状態に合ったレンズを選ぶことが重要です。

参考:一般社団法人 日本コンタクトレンズ協会

眼球突出に合うコンタクトレンズの選び方

眼球突出のある方にとって、コンタクトレンズの選び方は、目の健康を守るうえで大事な要素です。

コンタクトレンズには、ソフトレンズとハードレンズ、それぞれにメリットとデメリットがあります。

メリットやデメリットを考慮し、自分の目の状態や生活スタイルに合ったあった選択が求められます。

ソフトレンズの特徴

ソフトレンズは柔軟性が高く、装着感の良さが特徴です。

初めてコンタクトレンズを使用する人や装用時の快適さを重視する人に適しています。

また、眼球突出の方は、目の表面のカーブが通常よりも強調されることがあるため、ソフトレンズの柔軟性がフィット感を向上させるでしょう。

しかし、ソフトレンズはハードレンズに比べて酸素透過性が低い傾向にあるため、長時間の使用には注意が必要です。

ハードレンズの特徴

ハードレンズは光学性能に優れ、酸素透過性が高いため、長時間の使用にも向いています。

また、汚れが付きにくく、ケアが比較的容易です。

しかし、初めは異物感を感じやすく、慣れるまでに時間がかかることもあるでしょう。

眼球突出の方はハードレンズの適切なフィッティングがさらに重要になり、医師の診断と適切なアドバイスのもとに選ぶ必要があります。

医師との相談で決める

コンタクトレンズの種類を選ぶ際は、眼科医による詳細な診断と検査が不可欠です。

眼科医は眼球突出の程度、角膜のカーブ、目の乾燥度などを総合的に評価し、最適なレンズの種類、カーブ、度数を選択します。

さらに、レンズの試着を通じて、装用感や視力の改善度を確認し、必要に応じて微調整を行います。

自分に合うコンタクトレンズを使用することで、眼球突出のある方でも日常生活での眼の負担を減らせます。

コンタクトレンズのを安全に使用する方法

眼球突出を持つ方は、感染症対策など眼の健康を維持するために、日々のレンズケアに注意を払いましょう。

主に以下の点に注意してください。

  • レンズケースで保管する
  • コンタクトレンズを正しく洗浄する
  • 保存液はレンズに合ったものを選ぶ
  • 定期的に眼科検診を受ける

まずレンズケースの衛生管理はコンタクトレンズのケアにおいて非常に重要です。

レンズケースは、使用後のレンズを保管するアイテムであり、ケースが不衛生だと感染症が起こる可能性があります。

そのため、レンズケースは定期的に洗浄・消毒することをおすすめします。

また、レンズケース自体を2〜3ヶ月に1度は新しいものに交換することが望ましいです。

次にレンズの正しい洗浄と保管についてです。

コンタクトレンズは、毎日の使用前後に専用の洗浄液で丁寧に洗浄してください。

レンズを洗浄すると、付着した汚れや細菌を除去し、眼の健康を守れます。

洗浄後は、専用の保存液に浸して保管しましょう。

保存液はレンズの材質に合ったものを使用し、こちらも定期的に新しいものに交換してください。

それからレンズの装着時間はメーカーや眼科医の指示に従って守り、長時間の使用は避けましょう。

眼球突出の方がコンタクトレンズを安全に使用するためには、これらの日常的なケアに加えて、定期的な眼科診察を受けることも大切です。

眼科医は、レンズのフィット感や眼の健康状態をチェックし、必要に応じてアドバイスしてくれます。

加えて視力や眼の状態に変化があった場合は、すぐに専門医に相談することが大事です。

これらのポイントを実践することで、眼球突出を持つ方でもコンタクトレンズを安全に、快適に使用し続けることが可能です。

参考:2023中学生・高校生のためのコンタクトレンズガイド

参考:厚生労働省

眼球突出の方はコンタクトレンズの使用に注意しましょう

眼球突出の方でもコンタクトレンズを使用することが可能ですが、さまざまな注意点があります。

そのために、まずは医師への相談をもとに、自分の眼の状態に合うコンタクトレンズを選んでください。

コンタクトレンズを選んだ後は、安全に使用できるようにレンズを大切にケアしましょう。

なお、眼球突出を改善しコンタクトレンズをより快適に着用したいときは、眼窩減圧術などの治療も選択肢のひとつです。

当院では、眼窩減圧術などにより出目修正を行っております。

ダウンタイムの少ない治療方法も提供していますので、眼球突出でお悩みの場合は、当院までご相談ください。

バセドウ病でお困りの方はクリニックにお電話またはLINEにてお気軽にお問合せ下さい。

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